神経内科について

  • 主な病気
  • 専門医一覧
  • 主な診療施設
  • 代表理事挨拶
  • 専門医制度
  • 教育施設・指導医
  • 各種教育事業のお知らせ
  • ガイドライン
  • 神経疾患克服に向けた研究推進の提言2018
  • 医学生・研修医の方へ
  • 入会案内・年会費
  • 各種手続きのお知らせ
  • 会員専用ページ
  • 会員マイページ
  • ユーザーIDとパスワードの変更について
  • 神経用語集
  • 日本神経学会災害支援ネットワーク
  • 神経内科フォーラム

神経内科の主な病気

症状

 MGの症状の特徴は午前中の方が軽症で、午後になると悪くなる、ということです。これを日内変動と呼びます。もう一点は疲れやすく、疲れると症状が悪くなることです。これを易疲労性と呼びます。調子のいいときにはあまり症状がみられないことから、なまけ病や仮病などと誤解されることもあり、患者さんはしばしば理解してもらえないつらさを味わいます。眼科や耳鼻科で診断がつかないままになっていることもときどきあります。

(疾患・用語編) 重症筋無力症 の一覧へ戻る

診断

 この病気では採血をして、アセチルコリン受容体抗体やマスク抗体というような自己抗体があるかどうかを調べます。また、筋電図といって電気を用いた検査も行います。MGでは約20%に胸腺腫という腫瘍が合併しているので、胸部CTやMRIなどの画像検査もします。自己抗体が検出されれば診断は容易ですが、約15%の患者さんでは検出されません。検出されないと診断が難しくなります。

(疾患・用語編) 重症筋無力症 の一覧へ戻る

治療

 MGは治療可能な病気です。まず、胸腺腫のある患者さんは手術で胸腺腫を摘除します。胸腺腫がない患者さんは、眼筋型か全身型かで治療方針が異なってきます。ここでは全身型について解説します。抗コリンエステラーゼ阻害薬とともにステロイドを少量から開始します。以前はここからかなり大用量まで増量していましたが、長期的な副作用を考慮して最近ではあまり増やさないのが主流です。同時に免疫抑制薬(タクロリムスやシクロスポリンなど)を開始します。これらを内服しても反応が悪い場合には、免疫グロブリンや血漿交換、ときにはステロイドパルス療法などを行います。
 これを読んでもしかしたら自分はMGかもしれないと思われた方は、脳神経内科を受診してみて下さい。

A 右眼に眼瞼下垂のあるMG患者さん。

B 複視を訴えるMG患者さん。このように各方向へ眼を動かしてもらうと眼球が十分に動いていないことがわかります。

(疾患・用語編) 重症筋無力症 の一覧へ戻る

このページの先頭へ