2025年度「日本神経学会賞」応募要項
神経内科分野で大学・病院・診療所等に所属し、研究、教育、ないし実地診療に積極的に関わり、その発展・向上に寄与した方々を顕彰するため、日本神経学会では2002年から学会賞を設けており、毎年学術大会時に表彰が行われています。学会賞には学術研究部門、診療/教育部門の二部門があり、いずれも神経学の発展にとっては極めて重要です。学術研究部門のみならず、診療/教育部門についても積極的な応募をお願いいたします。
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賞の対象および対象者:各部門最大2名が選ばれます。
- (1)学術研究部門:神経学の学術研究の発展にとくに寄与した会員歴5年以上の学会員、ただし受賞時の年齢が50歳以下であること。
- (2)診療/教育部門:脳神経内科領域の診療あるいは教育の向上にとくに寄与した会員歴5年以上の学会員、ただし受賞時の年齢が65歳以下であること。
- (3)基本的には個人でご応募ください。団体での応募は新規性がある場合のみ応募を受け付けますが、既存の組織(大学、医局、医療機関、研究機関、など)の応募は認められません
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提出書類:ご提出いただきました書類については、一切返却できません。
- 履歴書:A4サイズ、縦長横書き、12ポイント。写真添付とともに大学卒業以降の経歴、賞、医籍登録番号、当学会会員番号、専門医の場合は専門医番号を記載してください。団体の場合は代表者について記載し、別紙に協力者の氏名、年齢、性、出身大学名、現在の所属/職位、当学会会員番号、(専門医番号)の一覧を記載してください(協力者は当学会会員である必要はありません)。
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業績内容:A4サイズ、縦長横書き、12ポイント。
- 業績課題名:(1)学術研究、(2)診療、(3)教育、((2)診療、(3)教育の両方を選択するも可)を選択し、記載してください。業績内容が一瞥できる簡単な課題名をつけてください。
- 業績事由:対象となる業績について、いつ頃から、何処で、どのような組織で、何を行ったものかが概略わかるように記載してください。また、研究業績については、その業績の持つ研究分野での意義と今後の期待される発展、社会的貢献についての評価を、診療/教育業績については、その業績の社会的貢献および今後期待される応用への見込みについての評価を加えてください。
- 業績目録:A4サイズ、縦長横書き、12ポイント。対象となる業績一覧を「臨床神経学」投稿規定E)執筆要項4.引用文献に準じて記載してください(著者名.表題.雑誌名 年;巻:頁-頁.)。尚、著者名は全著者名を書き、本人に下線を引いてください。応募者がcorresponding authorとなっている論文については、その旨も記載してください。主要な業績についてIFが付いている論文は最新の数値を記載してください。
- 推薦書(自薦または他薦):A4サイズ、縦長横書き、12ポイント。
- 添付資料:研究業績については対象となる研究に直接関係する代表的な論文別刷10編以内を7部ずつと、各論文ごとに応募者が果たした役割を列記した一覧(別刷の論文のみ)を添付してください。診療/教育業績については直接の関連資料を7部ずつ添付してください。
- 選考方法:選考委員会が選考し、理事会の承認を得ます。選考委員会は代表理事、大会長、前大会長、編集委員長、診療向上委員長、総務幹事をもって構成します。 応募者と委員にCOI関係が認められる場合は、該当する委員は審議には加わらず、代表理事が指名する理事に交代します。
- 発表方法・内容:受賞は授賞式をもって決定とし、表彰時の年度(西暦)の賞と呼ぶものとします。2025年度の授賞式は、2025年5月の第66回日本神経学会学術大会で執り行い、賞状および楯を贈呈します。
- 受賞論文:学術研究部門の受賞者は日本神経学会英文誌「Neurology and Clinical Neuroscience」へ受賞業績をテーマとした論文をご投稿いただきます。診療・教育部門の受賞者は日本神経学会和文誌「臨床神経学」か英文誌「Neurology and Clinical Neuroscience」のどちらかを選択し、受賞業績をテーマとした論文をご投稿いただきます。
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応募書類送付先:
一般社団法人 日本神経学会
〒113-0034 東京都文京区湯島2-31-21 一丸ビル - 応募期間:2024年12月9日(月曜日)消印有効
一般社団法人 日本神経学会 代表理事 西山 和利
第66回日本神経学会学術大会 大会長 望月 秀樹