今後の理事および代議員選出に向けて
日本神経学会会員の皆様へ
会員の皆様におかれましては、それぞれの地域においてご活躍のことと存じます。
これまでの理事および代議員選出について
さて、本学会は2009年5月に一般社団法人に移行した以降、理事および代議員の選任については、代議員や正会員による選挙によって行ってきました(ただし、理事は選挙結果を受けて社員総会が選任)。
理事は法律に基づき、代議員は本学会定款により、それぞれ任期が2年となっていることから、選挙を交互に毎年実施することとし、これまでに代議員選挙は5回、理事選挙は4回実施しており、今年は第5回目の理事選挙を実施することになっています。
この間の選挙において、毎年の選挙は会員の負担が重い、理事選挙では選挙活動が過剰になってきている、など課題が指摘されていました。
理事選出の見直しについて
そこで、2018年5月に代表理事就任後まもなく、あり方委員会の下にワーキンググループを設置して、見直しの案の作成を要請いたしました。
ワーキンググループでは、2020年に理事選挙が予定されていることから、まず理事選挙の見直し案の検討に着手しました。そして、その検討結果を受けて、あり方委員会、理事会で検討するとともに、2019年初めには全会員対象のパブコメを行いました。このような検討過程を経て、2019年5月の社員総会に見直し案を提案し、承認されたところです。
理事選出方法の改正点
見直しは、以下の通りで、主には2点あります。そして、この見直しは2020年理事選挙から適用されます。
- 1 理事選挙の投票数
- 選出定数の枠内(22票)から、5票に変更されましました。
- 2 補欠の選任
- 次点者を選任する方法から、優先枠に欠員が生じた場合、まず優先枠を補充する方法に変更されました。
代議員の先生方におかれては、今回の見直しの趣旨をご理解の上、2020年理事選挙に臨まれるようお願い致します。
代議員選出方法の見直し
なお、代議員選出については、ワーキンググループが引き続き見直し案を検討中ですが、2021年代議員選挙には間に合うように見直しを進めたいと思っています。
会員の皆様にもご意見をいただく予定にしておりますので、ご理解とご支援をいただきたくお願い致します。
一般社団法人日本神経学会
代表理事 戸田達史