公認心理士についての意見募集について
公認心理師について、皆様のご意見を広く求めます。
これまで、2000年に臨床心理士として、「民間財団法人臨床心理士資格認定協会」が、修士を卒業した学生に対して、試験を行い、その名称を付与していました。
残念ながら、「厚労省:当時の厚生省」は、民間資格の臨床心理士が医療行為をすることに、賛成していなかったので、病院での医療職として、臨床心理士が認められてきませんでした。そのため、認知症など、心理テストが重要な治験に支障をきたしていたことは、周知のことだと思います。
現在、これまで、2度にわたり医療領域での心理士の活動について資格を求めて提言を出してきた学術会議と、臨床心理士団体との案で、養成カリキュラムの中で生物学的心理学分野の科目の取り扱いなどで意見の相違があり、厚生労働大臣に、その設置を進言した神経学会としては、みなさまの意見をある程度反映させた職種にしたいと考えて、パブリックコメントを求めるものです。
「公認心理師養成カリキュラムと国家試験に関する考え方」をご参照のうえ、次の要領でご意見をお寄せ願います。
- 意見募集期限
- 2016年12月28日(水)
- 意見提出先
- 日本神経学会診療向上委員会
福山秀直
- 意見提出方法
- 電子メールにてお願いします。
fukuyama@kuhp.kyoto-u.ac.jp
2016年11月25日
日本神経学会代表理事 髙橋良輔
同 診療向上委員会
委員長 亀井 聡