神経学用語の訂正・追加(案)について
神経学用語集(改訂第3版)が出版されて5年を経過しましたので、昨年6月~9月にかけて、皆様が普段疑問に感じている用語、あるいは現行の用語集で改訂する必要を感じている用語などに関するご意見を募らせていただきました。
多くの貴重なご意見、ご提案をいただき、用語委員会にて検討いたしました結果、今回は以下の原則で現行の用語集への訂正・追加を行うことといたしました。ホームページにアップしたものは、その委員会案でございます。
【用語の改訂・追加の原則】
- 1) 専門の学会があるような用語(解剖学用語、生化学用語、分子生物学用語など)は含めない
- 2) 他の学会(精神神経学会や頭痛学会など)との調整を考慮する
- 3) 学術用語に限る(但し、論文等で汎用されるものは含む)
- 4) 略語は汎用性が高く、頻出のものに限る
- 5) 複数考えられるものは、最も推奨できるものをゴチックで示す
- 6) カタカナ表記に関しては原音に忠実である点よりも日本語での慣用を重視する
いただいたご意見、ご提案の全てに対応できたわけではございませんが、用語集改訂第4版への準備やオンラインやCD-ROMでの利用等も含めて、今後も引き続き検討させていただく予定でございますので、何卒宜しくお願い致します。
平成26年2月
日本神経学会用語委員会委員長
玉岡 晃
神経学用語の訂正・追加(案)
(赤字部分が追加項目です)