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ガイドライン

紀伊 ALS/PDC 診断基準、重症度分類

本「紀伊半島の筋萎縮性側索硬化症/パーキンソン認知症複合の診断基準および重症度分類」は、厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 神経変性疾患に関する調査研究班(班長:中野今治)および紀伊半島に多発する筋萎縮性側索硬化症/パーキンソン認知症複合の実態の把握と治療指針作成班 (2009年~2011年) (班長:小久保康昌)、三重県南部に多発する家族性認知症-パーキンソン症候群 発症因子の探索と治療介入研究班 (2012年~2013年) (班長:小久保康昌)において得られた知見を元に診断基準案および重症度分類案を作成し、下記委員会における審議を経た後、2014年1月24日 日本神経学会理事会において承認されたものです。もとより、本診断基準および重症度分類の策定には、1960年代以降の和歌山県立医科大学神経精神科(木村 潔教授、八瀬善郎教授)および1990年代以降の三重大学神経内科 (葛原茂樹教授)による長年にわたる精力的な研究の成果が基盤となっていることは言うまでもありません。本疾患は、グアム島のALS/PDC に極めて類似した地域特異的な疾患であり、他の地域で本疾患に出会う機会は多くはないかもわかりませんが、筋萎縮性側索硬化症や、非典型的なパーキンソン症状や認知症を呈する診断困難例においては本疾患を一度は疑って、本診断基準を参考に診療していただければ幸いです。

日本神経学会 紀伊 ALS/PDC 診断基準策定委員会(敬称略)
(委員長:中野今治、委員:饗場郁子、熱田直樹、成田有吾、三輪英人、吉田真理)

三重大学地域イノベーション学研究科 紀伊神経難病研究センター 小久保康昌

紀伊半島に多発する筋萎縮性側索硬化症/パーキンソン認知症複合

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