投稿をお考えの方へ

編集後記より

 2013年に編集委員を仰せつかって,2期8年にわたり編集委員会に参加させていただき投稿された論文を査読してきました.日本神経学会の学術雑誌であり,学会員として投稿して掲載を目指す目標として読んできた雑誌を,自分が編集する立場になるとは思いもしませんでした.次々と投稿いただいた論文を査読し,査読者を指名お願いし,教育的なことも考えながらコメントしていくのは,なかなか大変ではありましたが,とても勉強になる経験でした.
 就任した当時は誤字脱字に始まり,共著者が読んだとは思えないような論旨と言い回しの論文が散見されましたが,最近は,共著者の責任も問われる時代となり,そのような論文はほとんどなくなりました.時代の流れとともに,指導する立場の先生方の考え方も代わり,かなり熱心に指導していただけている賜物と考えています.
 ローバル化とともに,世界中の研究者に読んでもらえることから,論文はできるだけ英語で書くように指導されていることとは思いますが,日本語をきちんと使って論文を書く能力も必要です.最近のSNSを通した短い文のやり取りの中で,定型的な言葉しか使わず,本来,日本語の持っていた繊細な表現を可能とする様々な言い回しなどが廃れてきていると言われています.我々が最も大切な臨床の現場は日本語による会話であり,論理的で的確な表現ができることは,患者や家族とのやり取りにも役に立つことは間違いがありません.症例報告を中心に日本語でありながら,PubMedにも記載される本雑誌をもっと活用して,日本語の練習もしていただきたいものです.
 8年間の任期満了に伴い,編集委員を辞することとなりますが,匿名とはいえ,投稿いただいた論文にかなり辛辣なコメントをしたこともあります.投稿された先生方のさらなる進歩と向上を期待してのことであることをご理解いただければ幸いです.本雑誌がさらに格調高く学術的にも高みとなることを期待しています.

(星野 晴彦)

投稿者へのアピールポイント

日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして

  • ★PubMed/MEDLINEにabstractだけでなく、全文が収載されています。
  • ★日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして、年間500万件以上(2019年集計)のアクセスがあります。
  • ★2015年からオープンアクセスジャーナルになり、アクセス数の増加、被引用論文として有利な状況となっています。
  • ★毎月、最新号のメール目次が会員へ配信されています。
  • ★2015年5月から早期公開を開始しています。

若手医師の登竜門として

  • ★卒後間もない先生方に発表の場を提供しています。
  • ★投稿論文は温かく育てましょうという理念の下、査読は極めて教育的、建設的に行われています。
  • ★査読が迅速です(2019年度の初投稿原稿の平均査読日数は8日間)
  • ★日本神経学会の英文誌Neurology and Clinical Neuroscienceと同じ、投稿システム「ScholarOne Manuscript」を採用しており、将来の英文誌の投稿へも役立ちます。

症例報告が多く掲載されています

  • ★日々の診療に直接役立つ、日本語での症例報告を多く掲載しています。
  • ★図と表を合わせて最大6個も掲載できるので、多くの情報を共有できます。完全電子化により、カラー代も無料です。
  • ★Letters to the Editorを通して、発表された症例を討議することができます。

その他

  • ★英文投稿も受け付けています。