投稿をお考えの方へ

編集後記より

 新年明けましておめでとうございます.「臨床神経学」の読者の皆様には,新たな希望を胸に新春を迎えられたことと存じます.
 「臨床神経学」は本年2021年に61巻を迎えました.昨年の岡山での学術大会は「大還暦に向けての新たな第一歩」という副題を掲げていましたが,「臨床神経学」も同じく「大還暦に向けての新たな第一歩」を踏み出したことになります.ですが,皆様ご存知のように,昨年の初めには誰も予期しなかったコロナ禍のために,岡山の学術大会も延期→ハイブリッド開催への変更を余儀なくされました.阿部大会長初め大会校の皆様のご苦労はいかほどだったことかとお察し申し上げます.コロナ禍によって,医療のみならず社会全体が大きな試練に晒されています.直近の大きな第三波の真っ只中でたいへんな状況に置かれている会員の方もいらっしゃるかもしれません.心からお見舞い申し上げます.
 最近数号の編集後記でも,編集委員の方それぞれがコロナ禍の中で感じられた所感を披露されています.「臨床神経学」にコロナ禍が与えた影響は・・・皆様忙しくて論文執筆どころではなかったかと思われるところですが,実は,2020年度の新規投稿数は11月末の時点で110編と昨年同時点より18編増加しており,査読に忙しくなった編集委員の一人は「巣篭もり執筆」と命名しました.正直コロナの影響には施設差,個人差があり,最前線で極めてお忙しい方もいらっしゃる一方で,一般の方の受診抑制などで一時期いつもより時間ができた方がかなりいらしたのも事実のようです.「臨床神経学」への投稿の増加傾向は実は2019年から明確なので,「巣篭もり」は関係ないのかもしれませんが.採択判定までの平均所要日数は57.5日と昨年と同レベルを保っており,査読者から熱心な教育的な指導が受けられる臨床神経学を,これからも特に若者の症例報告や論文執筆の練習の場としてご利用下さい.
 2019年11月〜2020年10月の電子ジャーナル全文PDFへのアクセス数は4,664,348件で,昨年度の5,685,431件から残念ながら若干減少しました.原因は不明です.アクセス数の多いのが総説論文なのはいつものことですが,実は数年以上,場合によっては10年以上前の総説や学術大会proceedingsがずっと上位を独占しています.時間に古びることのない論文をお書きになられた著者も素晴らしいですが,2年ほど前から新規の総説掲載を増やしています.これらもご利用いただけましたら幸いです.また最近では神経学会の様々な委員会からの報告や提言の掲載も増えています.学術面のみならず,専門医制度を含む脳神経内科医療の在り方や働き方について指標となる内容が論じられていますので,ご興味ある方は是非ご覧になってみて下さい.編集委員会の方でもさらに魅力あるコンテンツを提供できるよう努力を続けます.
 それでは大還暦に向けた第一歩をこの61巻1号から皆様と共に踏み出したいと思います.今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます.

(園生 雅弘)

投稿者へのアピールポイント

日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして

  • ★PubMed/MEDLINEにabstractだけでなく、全文が収載されています。
  • ★日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして、年間500万件以上(2019年集計)のアクセスがあります。
  • ★2015年からオープンアクセスジャーナルになり、アクセス数の増加、被引用論文として有利な状況となっています。
  • ★毎月、最新号のメール目次が会員へ配信されています。
  • ★2015年5月から早期公開を開始しています。

若手医師の登竜門として

  • ★卒後間もない先生方に発表の場を提供しています。
  • ★投稿論文は温かく育てましょうという理念の下、査読は極めて教育的、建設的に行われています。
  • ★査読が迅速です(2019年度の初投稿原稿の平均査読日数は8日間)
  • ★日本神経学会の英文誌Neurology and Clinical Neuroscienceと同じ、投稿システム「ScholarOne Manuscript」を採用しており、将来の英文誌の投稿へも役立ちます。

症例報告が多く掲載されています

  • ★日々の診療に直接役立つ、日本語での症例報告を多く掲載しています。
  • ★図と表を合わせて最大6個も掲載できるので、多くの情報を共有できます。完全電子化により、カラー代も無料です。
  • ★Letters to the Editorを通して、発表された症例を討議することができます。

その他

  • ★英文投稿も受け付けています。