投稿をお考えの方へ

編集後記より

 本誌の編集委員を拝命して,もう長い期間携わらせて頂いています.気づけば,編集委員会の中で最古参の一人になってしまっています.本誌は会員各位のご理解の基,電子ジャーナルとなり,順調に投稿数を維持しています.従って,編集委員は,毎日多忙な日常診療の中で査読に追われる日々でもあります.本誌の掲載内容は日本の臨床神経学の診療レベルを反映している雑誌であると考えています.実際,海外からのアクセス数も多くなっています.一方,本誌は,筆頭著者が若い会員である症例報告が多いことが特徴の一つですが,投稿規定を遵守し,考察の論理的思考展開が理解しやすい論文が増えてきたとも感じ個人的には喜んでいます.従って,今後も会員の皆様からの貴重な投稿をお待ち申し上げますので,よろしくお願い致します.
 さて,最近の社会動向を踏まえた脳神経内科の診療現場の環境は,個人情報保護の厳守やCOI規定の強化,また診療面や教学面においても,厳しくなる病院監査や分野別認証評価等の医学部監査もあり,我々の取り巻く環境は年々厳しくなっていると痛感する今日この頃です.
 編集委員会の業務も,良い意味でおおらかであった昔(こんなこと書くと年寄りだねと言われそうですが,まあ事実だからしょうがないです< (^_^) >)と比べれば,査読委員は単に論文の内容のみならず,「病歴」が法律で「要配慮個人情報」として規定されたこともあり,「匿名化」にも十分に注意して投稿写真の細かい文字まで配慮して査読しますし,さらにはCOIの規定も考慮して査読をします.この社会動向の変化は,遵守するのが当然と言えば当然なのですが,査読する側からすれば,従来と異なった一層の配慮や気配りが必要となっています.正直,このまま掲載されたら,学会誌・学会自体の姿勢そのものが問われる事態にもなりかねないなと危機感を感じたことも,稀ではありますがありました.確かに,文献検索や引用論文の読解がやや不十分である論文や論旨展開が明瞭でない論文は,少数ではありますが未だ存在し,その修正に時間を費やし苦慮しています(基本的にリジェクトするのではなく,大幅改変でも投稿への道を残すようにしていますので…< (^_^) >).しかし,それよりも個人情報保護やCOI の問題は,時には頭を抱えて悩んでしまいます.どうか,会員の皆様におかれましては,現在の社会動向にもご配慮頂き,個人情報保護法やCOI等にもご留意頂き,投稿規定に準拠した論文を十分にご推敲なされてからご投稿されることを切にお願い申し上げます.
 会員の皆様の更なるご発展をお祈りして,編集後記とさせて頂きます.

(亀井 聡)

投稿者へのアピールポイント

日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして

  • ★PubMed/MEDLINEにabstractだけでなく、全文が収載されています。
  • ★日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして、年間310万件以上(2017年集計)のアクセスがあります。
  • ★2015年からオープンアクセスジャーナルになり、アクセス数の増加、被引用論文として有利な状況となっています。
  • ★毎月、最新号のメール目次が会員へ配信されています。
  • ★2015年5月から早期公開を開始しています。

若手医師の登竜門として

  • ★卒後間もない先生方に発表の場を提供しています。
  • ★投稿論文は温かく育てましょうという理念の下、査読は極めて教育的、建設的に行われています。
  • ★査読が迅速です(2017年度の初投稿原稿の平均査読日数は15日)
  • ★日本神経学会の英文誌Neurology and Clinical Neuroscienceと同じ、投稿システム「ScholarOne Manuscript」を採用しており、将来の英文誌の投稿へも役立ちます。

症例報告が多く掲載されています

  • ★日々の診療に直接役立つ、日本語での症例報告を多く掲載しています。
  • ★図と表を合わせて最大6個も掲載できるので、多くの情報を共有できます。完全電子化により、カラー代も無料です。
  • ★Letters to the Editorを通して、発表された症例を討議することができます。

その他

  • ★英文投稿も受け付けています。