投稿をお考えの方へ

編集後記より

 働き方改革関連法案により,医師においても長時間労働の是正と,さらに医療の質や安全を確保するというチャレンジな改革にすべての医療者が取り組まなくてはいけない状況になりました.確かにマンパワーを変えずに働き方だけを変えるという矛盾を,仕事の効率性やタスクシフティングにより克服できるかはかなりチャレンジングな課題です.しかし考えてみればすでに若い医師は,ワークライフバランスを我々の世代よりも重視しており,女性医師においてもキャリア形成を見据えた選択がなされている傾向にあります.かくして専門性の偏在が生じ,医師の地域偏在もこの延長線上にある問題ととらえられると思います.脳神経内科はこれから超高齢社会の中で求められる役割が大きくなり,より多くの人材を必要とする現実があります.こうした背景の中で脳神経内科はこの2 つの課題,すなわち働き方改革と脳神経内科医の獲得を同時に推し進めることが必要となります.
 働き方改革は論文投稿にも影響を与えるのでしょうか?仕事の効率化やタスクシフト等の対応が進む中で,バランスを考えた有効な時間の利用が望まれます.その中で埋もれている症例の報告や,研究の論文化に際して効率的に生産性をあげていくことがこの領域に活性化に必要です.そのためにはリーダーシップの時代になります.リーダーは論文の書き方もより効率のよい指導をしなければならないと自らを省みつつ考えています.若い先生がこの症例をただ「まとめろ」と言われても何をしてよいかわからず,時間のみ浪費することになると思います.指導者はともに考え,時には複数で議論する中で若い先生もよりイメージがわき,調べるべき論文にたどり着き,論文完成のゴールに近づいていくのです.このプロセスがない中で埋もれてしまう症例や研究があると思うと大きな損失だと思いませんか?もう「これやっといて」はやめて,その意図を若い先生に正確に伝えることで無駄のない,しかも教育的な論文作成ができるものと思われます.臨床神経学はそのような教育的配慮が行き届いた論文投稿を歓迎します.我々がやるべきは働き方改革よりもリーダーシップ改革なのです.

(坪井義夫)

投稿者へのアピールポイント

日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして

  • ★PubMed/MEDLINEにabstractだけでなく、全文が収載されています。
  • ★日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして、年間310万件以上(2017年集計)のアクセスがあります。
  • ★2015年からオープンアクセスジャーナルになり、アクセス数の増加、被引用論文として有利な状況となっています。
  • ★毎月、最新号のメール目次が会員へ配信されています。
  • ★2015年5月から早期公開を開始しています。

若手医師の登竜門として

  • ★卒後間もない先生方に発表の場を提供しています。
  • ★投稿論文は温かく育てましょうという理念の下、査読は極めて教育的、建設的に行われています。
  • ★査読が迅速です(2017年度の初投稿原稿の平均査読日数は15日)
  • ★日本神経学会の英文誌Neurology and Clinical Neuroscienceと同じ、投稿システム「ScholarOne Manuscript」を採用しており、将来の英文誌の投稿へも役立ちます。

症例報告が多く掲載されています

  • ★日々の診療に直接役立つ、日本語での症例報告を多く掲載しています。
  • ★図と表を合わせて最大6個も掲載できるので、多くの情報を共有できます。完全電子化により、カラー代も無料です。
  • ★Letters to the Editorを通して、発表された症例を討議することができます。

その他

  • ★英文投稿も受け付けています。