投稿をお考えの方へ

編集後記より

 平成25年度から本誌の編集委員の一人に任命されてから5年が過ぎました.皆様から投稿された数々の症例報告や短報を査読させていただきました.
 ご存じのように,本誌は第55巻1号からオープンアクセス電子ジャーナルに移行し,神経学会会員のみならず一般の読者にも閲覧可能となっています.海外の英文誌でもオープンアクセスジャーナルが増えていますが,それに関わる投稿費は決して安くはありません.本誌はオープンアクセスですが高額請求は一切いたしません.本誌は,診療を通じて皆様が学ばれたこと,気づいたこと,ひらめいたことを世界に即座にお届けするための場とご理解下さい.
 本誌は1960年に発刊され,58年の歴史を持つ神経内科専門誌です.本誌は厳しい査読を受け,修正を繰り返し,一定の基準に到達した論文のみを掲載しています.世界的基準でtimelyに投稿された優れた論文のみを掲載してます.一旦acceptされれば短期間にon-line上で公開され,英文抄録はPubMed/MEDLINEに掲載されます.毎回申し上げていますが,単なる症例報告ではなく,誰も知らない,まだ見たこともないかも知れない,皆様がご経験された症例をまず本誌に掲載し,その後,類似例が集まったところで,step upを兼ね「We previously reported…」と本誌に既に掲載された先生ご自身の症例報告を引用しながら,英文誌に原著として投稿してはいかがでしょうか?
 診断技術も急速に進歩しています.All Japanも良いですが,今や世界はインターネットでつながっています.例えば,海外では診断できるのに国内では診断の鍵となる自己抗体が測定できないために,一部の抗体のみを測定し,診断根拠が曖昧なまま治療していることはないでしょうか?日常診療ではやむを得ないかも知れませんが,症例報告としては不十分です.世界に発信している神経内科専門誌としては,鑑別診断が十分にされていない症例報告はacceptすることはできません.国境を超えて,目に見えない真の原因を見つけ出す努力をして下さい.
 皆様の診療で,いつもとは何かが違うと,その「意外性」に気づいた際には,是非それを深く掘り下げ,神経徴候,検査所見,画像所見等を詳細に記録し,報告して下さい.いつか誰かが類似例を経験した際に,PubMed/MEDLINEで検索し,先生の論文を目にすることにより,遠く離れた地での診断・治療の一助となることでしょう.皆様からの投稿をお待ちししております.

(飯塚 高浩)

投稿者へのアピールポイント

日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして

  • ★PubMed/MEDLINEにabstractだけでなく、全文が収載されています。
  • ★日本の神経内科学のリーディングジャーナルとして、年間100万件以上(2014年集計)のアクセスがあります。
  • ★2015年からオープンアクセスジャーナルになり、アクセス数の増加、被引用論文として有利な状況となっています。
  • ★毎月、最新号のメール目次が会員へ配信されています。
  • ★2015年5月から早期公開を開始しています。

若手医師の登竜門として

  • ★卒後間もない先生方に発表の場を提供しています。
  • ★投稿論文は温かく育てましょうという理念の下、査読は極めて教育的、建設的に行われています。
  • ★査読が迅速です(2014年度の初投稿原稿の平均査読日数は16日)
  • ★日本神経学会の英文誌Neurology and Clinical Neuroscienceと同じ、投稿システム「ScholarOne Manuscript」を採用しており、将来の英文誌の投稿へも役立ちます。

症例報告が多く掲載されています

  • ★日々の診療に直接役立つ、日本語での症例報告を多く掲載しています。
  • ★図と表を合わせて最大8個も掲載できるので、多くの情報を共有できます。完全電子化により、カラー代も無料です。
  • ★Letters to the Editorを通して、発表された症例を討議することができます。

その他

  • ★英文投稿も受け付けています。