日時:学術大会前日(平成23年5月17日(火) 12:50−16:10)
会費:5,000円 専門医クレジット 7点
テーマ1 神経内科領域における新規保険診療(12:50〜13:35)
座長: | 高橋 愼一先生 | 慶應義塾大学病院 神経内科 准教授 |
演者: | 荻野 美恵子先生 | 北里大学東病院 神経内科 講師 |
対象: | 神経内科医全般 | |
到達目標: 平成22年度診療報酬改定で採択された新規保険診療につき理解します。 |
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実際のレクチャーの内容: 1)現在の診療報酬制度がどのようになっているか 外来診療、入院診療、DPCについて概説
2)新規保険収載または改定はどのようになされるか 処置や技術、薬剤等
3)平成22年度診療報酬改定の変化点の概説
4)神経学会としての現在および今後のとりくみ
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テーマ2 臨床研究に関する倫理指針と臨床試験の実際(13:35〜14:20)
座長: | 青木 正志先生 | 東北大学大学院医学系研究科 神経・感覚器病態学神経内科学分野 教授 |
演者: | 坂野 晴彦先生 | 名古屋大学高等研究院・神経内科 特任助教 |
対象: | 初学者レベル | |
到達目標: 「臨床研究に関する倫理指針」における留意点を学び、実際に臨床試験を行う際のポイントについて解説します。 |
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内容(予定): 1)臨床研究、臨床試験、治験の違いと関連法規
2)「臨床研究に関する倫理指針」における改正された項目
3)臨床試験の準備(試験デザイン、エンドポイント、症例設計、事前登録)
4)臨床試験の施行(試験体制、有害事象報告)
5)論文作成における注意点
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テーマ3 MRIから見た白質脳症の再検討(14:40〜15:25)
座長: | 竹島 多賀夫先生 | 富永病院神経内科・頭痛センター 部長 |
演者: | 柳下 章先生 | 東京都立神経病院 神経放射線科 医長 |
到達目標: 皮質下を中心とした病変を有する白質脳症では、非対称性の代表として、進行性多巣性白質脳症があり、対称性としてはL-2 hydroxyglutaric aciduriaがある。深部白質を中心として対称性の病変を示す疾患としては一酸化炭素中毒があり、非対称性としては神経膠腫症などがある。白質脳症について、臨床診断のポイントと画像所見について解説する。 |
テーマ4 てんかん治療の最前線(15:25〜16:10)
座長: | 池田 昭夫先生 | 京都大学附属病院 神経内科 准教授 |
演者: | 兼子 直先生 | 弘前大学 神経精神医学 教授 |
対象: | 中級レベル | |
到達目標: 迷走神経刺激療法が導入されつつあり、一方で、ケトン食療法が改めているがここではてんかんの治療戦略全体の中で薬物療法の位置付けと新薬の使い方を中心に学ぶ。時間が許せば、未来の抗てんかん薬治療についても展望する予定である。 |
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講義内容(予定):
1)抗てんかん薬(AED)治療の位置づけ 2)最近導入された抗てんかんの特徴と使い方 3)QOLへの配慮(うつ病、AEDの副作用) 4)女性てんかん患者の治療(妊娠、授乳との関連) |
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