第10回日本神経学会生涯教育セミナー【レクチャー】

日時:
2013年6月1日(土) 15:30〜18:40
会費:
4,000円 専門医クレジット4点

15:30〜16:15

1)パーキンソニズムの診かた

演者:
古川 芳明 先生 順天堂東京江東高齢者医療センター脳神経内科教授
座長:
谷脇 考恭 先生 久留米大学内科教授
対象:
標準レベル

内容

パーキンソニズムを呈する代表的な疾患(パーキンソン病・進行性核上性麻痺・多系統萎縮症など)を提示し、その特徴的な症状と症候の日常診療における診かたを、国際的な診断基準や評価スケールを参考にしながら分かりやすく解説する。

16:15〜17:00

2)神経内科診療に必要な遺伝学

演者:
瀧山 嘉久 先生 山梨大学神経内科教授
座長:
青木 正志 先生 東北大学神経内科教授
対象:
標準レベル

内容

現在、多くの遺伝性神経疾患において原因遺伝子が同定され、日常の神経内科診療において遺伝子診断が担う役割は、次第に大きくなってきている。
本レクチャーでは神経内科医として知っておくべき遺伝学について、up-to-dateな事柄をまじえて概説する。

休憩 17:00〜17:10

17:10〜17:55

3)認知症の周辺症状(BPSD)への対応と治療

演者:
福井 俊哉 先生 昭和大学横浜市北部病院内科神経教授
座長:
犬塚  貴 先生 岐阜大学神経内科・老年学分野
対象:
標準レベル

内容

認知症の行動心理症状(BPSD)は治療と介護上の重大な問題となることが多い。
しかし、BPSDは患者さんの心と環境の軋轢から生じる「素直な心の叫び」とも捉えることができる。本セミナーでは、BPSDの症状、脳部位との関係、発症に関する要因、薬物・非薬物療法について触れ、BPSDを正しく理解することを目的とする。

17:55〜18:40

4)筋を診る

演者:
川井  充 先生 国立病院機構東埼玉病院院長
座長:
西野 一三 先生 国立精神・神経医療研究センター部長
対象:
標準レベル

内容

筋疾患患者は筋痛、筋のこわばりを訴えることもあるが、筋力低下に関連する症状で受診することが多い。萎縮はめだつこともあればめだたないこともある。筋力低下を中心に、これと関連する病歴の取り方、診察法について経験をまじえながら説明し、画像診断や筋電図などの所見と関連づけながら考えることの重要性について述べてみたい。

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「レクチャー」へのご参加は、日本神経学会会員に限らせていただきます。

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