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資格試験のお知らせ

第34回日本神経学会神経内科専門医試験実施について

 第34回(2008年度)日本神経学会神経内科専門医試験を下記の要領で行いますのでお知らせします。従来日本神経学会で行っておりました認定医試験は、2001年度より専門医試験となりました。2002年(28回)より第1次試験と第2次試験にわかれて行われ、第1次試験合格者のみ第2次試験が受けられます。第2次試験のみの不合格者は、その後5年の間で、3回まで第1次試験が免除されます。受験資格並びに申請書類に変更がございますのでご留意ください。

第1次試験(筆記試験;筆答問題と画像問題)

  1. 日時:2008年6月7日(土曜日)
  2. 場所・時間:(追って受験者にお知らせします)
  3. 受験資格
    次の条件を満たした者
     1)日本国の医師免許証を有するもの
     2)受験時に初期研修を含め臨床研修歴が6年以上あり、本学会会員歴を3年以上有する者
     3)認定内科医であること
     4)研修期間のうち本学会が認定する教育施設・教育関連施設においての研修が、次のいずれかを満たすもの。
    1. (1)教育施設で3年以上
      (2)教育施設で2年以上と教育関連施設で1年以上
      (3)教育関連施設で4年以上
    2. (1)教育施設で3年以上
      (2)教育施設で2年以上と教育関連施設で1年以上
      (3)教育施設で1年以上と教育関連施設で3年以上
    上記新規準(B)は平成18年度から実施とし、平成22年度までは移行期間として新旧(A、B)とも有効とする。これらのいずれにも合致しない場合は専門医認定委員会にて書類審査する。外国での臨床研修評価も専門医認定委員会にて書類審査する。
  4. 受験申請方法
     1)申込用紙、手引き冊子は、切手600円分を同封の上ご請求ください。
     2)所定の受験申込用紙に必要事項を記入し、必要な書類は同封の返信用封筒で簡易書留郵便で、受験料は振替用紙でお送りください。
     3)受験申請の際提出すべき書類
     (1)受験申込書
     (2)願書(正)・(副)
     (3)医師免許証写(研修歴記入表)
     (4)自験症例の病歴サマリー10例
    • 使用用紙:1例につきA4判用紙1枚、ワープロ使用のこと
    • 使用活字:9ポイント、1行文字数50字程度、1頁行数48行程度
    • スタイル:最初に〈症例のポイント〉、〈臨床診断〉をしるし、ついで主訴、現病歴、既往歴、家族歴、入院時現症、検査所見、治療と入院後経過、考察
    • 考察は、局在診断、病因診断、鑑別診断、文献的考察など
    • 症例内容:特定の疾患にかたよることなく神経全般をカバーするよう努めること。とくに、意識障害、てんかん、認知症、脳卒中、変性疾患、感染または炎症、脱髄疾患、小児神経または代謝異常、内科疾患にともなう神経障害、神経筋疾患の症例を含むように努めること。
    • 提出部数:オリジナル1部とそのコピー3部
     (5)経験症例・検査例数一覧(正確に記入ください。)
    • 提出部数:オリジナル1部とそのコピー3部
     (6)研修歴記入表
     (7)第1次試験 30,000円
     上記(1)〜(7)は返却しません。
     4)送り先:
       〒113-0034 東京都文京区湯島2-31-21
       一丸ビル 日本神経学会認定委員会
  5. 受験申請期間
      2008年3月1日(土曜日)より3月31日(月曜日)まで(当日消印有効)
  6. 第1次試験の合格通知
     試験終了後10日以内に郵便で各自に合否を通知します。同時に第2次試験用必要書類・申請方法を同封します。
  7. 第2次試験(口頭試問)について
    日時:2008年7月12日(土曜日)
    場所・時間:(追って受験者にお知らせします)
    受験料:20,000円を同封の振替用紙にて郵便局よりお振込ください。
     口頭試問に臨む際は、必ず自分の診察道具(眼底鏡、ペンライト、舌圧子、打腱器、感覚検査用具一式など日常使用しているもの)を持参してください。
     また、自験症例の病歴サマリー10例のコピーを必ず持参してください。それについての質問もあります。
     2001(平成13)年度より面接試験は2グループ(グループ毎に試験委員は2名で時間は20分)の口頭試問(1グループは診察技法について、もう1グループは症例に基づいた臨床神経学の知識について)を受けることになりました。
  8. 第2次試験のみ受験される方へ
     2007(平成19)年度(第33回)試験、2006(平成18)年度(第32回)試験、2005(平成17)年度(第31回)試験、2004(平成16)年度(第30回)試験、2003(平成15)年度(第29回)試験で第1次試験(筆答問題・画像問題)合格、第2次試験不合格した方で「認定内科医」を取得している方が対象となります。受験申込は上記4の1)〜5)と7に準じます。但し、受験料20,000円、申請期間は2008年3月1日(土曜日)より2008年3月31日(月曜日)まで(当日消印有効)とする。
  9. 合格通知
     第2次試験合否は試験終了後1カ月以内に郵便で各自に通知します。1次・2次試験合格者氏名は機関誌に公示し、「日本神経学会認定証」を後日郵送します。その際登録料として10,000円をお支払いください。

専門医試験の概要

◎3種類(1、2、3)の試験が行われます。
  1. 筆答試験(一次試験)
    後に記すような問題が150題出されます。
  2. 画像による試験(一次試験)
    脳波、筋電図、エックス線、CT、MRI、血管造影、病理所見などの画像について75題のマルチプルチョイス問題が出されます。
  3. 面接試験(二次試験)
    診察技法・臨床神経学上の一般常識について口頭試問を行います。
問題例:
1.筆答試験の問題例

例1)Steroidmyopathyで最も多く見られる所見はどれか(Aタイプ)。
 (a)血清CK値の上昇
 (b)筋生検による筋変性と血管周囲の細胞浸潤
 (c)筋グリコーゲン量の増加
 (d)高血糖・尿糖出現
 (e)血清K値の低下

例2)問題の各語句あるいは文章に最も関係の深いものを(a)〜(e)より1つだけ選べ(Bタイプ)。
 (a)serotonin
 (b)purine体
 (c)GABA
 (d)dopamine
 (e)noradrenaline

問題
 (1)Lesch-Nyhan症候群
 (2)Lance-Adams症候群
 (3)Huntington(舞踏)病

例3)下記の問題について正解を(a)〜(d)より1つずつ選べ(Cタイプ)。
 (a)点頭てんかん
 (b)Lennox-Gastaut症候群
 (c)上記(a)、(b)の両者
 (d)上記(a)、(b)のいずれでもない

問題
 (1)発作型の多様性
 (2)知能障害
 (3)低周波棘徐波活動(slowspikewaveactivity)

例4)次の問題に対し5つの語句又は文章が書かれており、正解は2つあります。該当する記号の○2つを塗りつぶしてください。
問題
筋強直症(myotonia)の治療に有効な薬物はどれか。2つ選べ(X2タイプ)。
 (a)thiazide系製薬
 (b)clonazepam
 (c)phenytoin
 (d)carbamazepine
 (e)α-blocker

2.画像による問題例(すべてAタイプ)
例1)この脳血管所見は次のどれか。
 (a)アテローム硬化
 (b)megadolichobasilarartery
 (c)fibromusculardysplasia
 (d)内頸動脈の解離性動脈瘤

例2)この脊髄髄鞘染色標本はどれか。
 (a)Friedreich病
 (b)脊髄癆
 (c)亜急性脊髄連合変性症
 (d)家族性ALS

例3)四肢脱力のある中年男子の顔面神経核のH-E染色標本である。神経細胞内にみられるのはどれか。
 (a)amyloid小体
 (b)Bunina小体
 (c)Lafora小体
 (d)Lewy小体

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